ごきげんよう、よる子です。
ビーズの通し穴のない美しい石に出会ったとき。
このような石は、いつかやってみせるぞと目標に掲げている彫金で加工することになります。
金属を熱したり曲げたり削ったり。まだ、少し遠いお話です。
彫金の他にも加工方法はあります。
それは「ワイヤーラッピング」と呼ばれる技法です。
様々な太さワイヤーを使い、ネジネジぐるぐる。ワイヤーのみで立体的に石を固定していきます。ワイヤーだけで石が落ちないようにするのです。
あとは紐を使う手もありますが(これもやってみたい)もはや沼に落ちていくので、まずはワイヤーの技術をしっかりと身につけたいと思っていました。
私の場合は、ワイヤーはいつもの作業でワイヤーを使っているため、ワイヤーの太さと形状さえ気をつければ道具を揃える必要もありません。
石をワイヤーで固定する作業は想像以上に難しいです。
天然石と戯れて10年は経っていませんが、それなりにきゃっきゃうふふしてきたはずなのに、石はすっ飛んでいくわ上手く曲げられなれずワイヤーがヨレヨレになり、終いには金属が加工硬化を起こしワイヤーがぽっきり折れる。
義肢装具士の専門学校に通っていたときに金属曲げで金属が折れた瞬間ほど心は折れませんが、あーーーーいやーーーーどうなってんのおおおお!?とは思います。
そう、どうなっているかが重要なのです。
本当は教室に通ってみたい。
憧れの先生、作家さんもいる!
誰かに教えてもらいながらキャッキャうふふする仲間や先生がほしい。
でも、車椅子だし免疫抑制してるから通えない。目だってただでさえ見えづらかったのが難病の進行でお茶碗のお米はお餅に見えるぐらい見えない!無理を通しても新型コロナが流行ってる。誰もハッピーにならないじゃないか。
じゃあ、自分でやるしかないよ!と一念発起。
見えない携帯やタブレット、PCの画面を睨みまくり拡大しまくり、英語サイトに行き、本を読み…。うん、見えない!ツライ。でもやりたい。
今より病状は悪化するんだから今しかトライできない。
トライしたいのは細いワイヤーで巻く、かつシンプルで装飾があまりないものです。
でもhow to 動画や写真はどこか違う。ワイヤーの太さ巻き方、何か違う。当たり前です。最終的にはみんなやり方が違って、正解などないのだから。考えろよる子さん!
そして、今朝突然ふっと腑に落ち、手持ちのシトリンを細いワイヤーで巻きました。今まですっ飛んで行った天然石も今日は大人しい。
私たち一心同体!?
∠(゚Д゚)/Yeaaaaaaaaaaaaghaaaaaaaaa!!!!!!
でけましたーーーーー。
シトリンとスピネルと淡水パールを使ったペンダントトップ!
バチカン部分大きくない?
まきがちょっと雑じゃない?
次回なんとかするべさっ。
まずは形になることが大事。
もーしあわせで嬉しくてリンデロンの副作用で完徹ばっかりしている私ですが、充足感から昼寝をしてしまいましたとさ。これからも時間も見つけては練習し、ショップに出せるくらいに上手くなりたいと思います。自分だけのデザインを探す旅へ!
それではではごきげんよう。
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